Fさんグリーンフェスティバル ~きゃんばす今年最大のイベント~

 

グループホームきゃんばすで暮らすFさん。

 

2016年7月9日、暦が一環りする誕生日当日に、「焼肉おくう」にて駆けつけた18名と一緒に、お祝い会が盛大に行われました。

 

還暦と言うと、『赤いちゃんちゃんこ』が一般的ですが、Fさんは緑色が大好き!ということも有り、緑色のドレスを着て、パーティーの名前も「グリーンフェスティバル」としてお祝いをすることとなりました。

 

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ヘルパーさん手作りのドレス!  希望を伝えて作ってもらいました!

 

Fさんが企画して、招待をして、進行を考えて、記念品も贈呈して…

「おめでとう」…「ありがとう」の連呼の括りに。

 

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ビールで乾杯!!  オメデトー!

 

お色直しでは「赤いちゃんちゃんこ」ではない、緑のドレスに、会場が一斉にどよめきました。

実はこのドレス、Fさんがイメージを伝えてヘルパーさんが手作りしたものでした!

 

ご本人の思い、ご家族の思い、スタッフたちの思い・・・ 色々な思いが詰まった素敵な時間となりました。

「これからも、Fさんらしい人生を…」の喝采でした。

 

グループホーム「コム」 Yさん 誕生日会!!

栄地区グループホームでは、メンバーの誕生日を入居者やスタッフ、ボランティアさんなどと一緒にお祝いをします。

7月に誕生日を迎えられたコムに住むYさん。

今年の誕生会は、同居しているメンバー、スタッフ達のほかに、Yさんのお母さんも出席して下さいました!

この日、お母さんが差し入れしてくれた料理は、鮭と漬物が入ったちらし寿司。お漬物が好きなYさんを思うお母さんの愛情が伝わってきた場面でした。

 

和やか、賑やかな会場

和やか、賑やかな会場

他にも、大好きなお刺身などたくさんのお料理を食べた後のデザートはプリンです。

実はこのプリン、Yさんとスタッフが一緒に作ったおもてなしのプリンでした!

ありがとうの気持ち、伝わったかな・・・

Yさん、そしてお母さん、お誕生日おめでとうございます!!

 

成年後見制度を学ぶ研修に参加しました

PACでは計画相談支援を行っておりますが、「成年後見制度」に関する相談も多くあります。PACで支援している利用者の方には40代、50代という方も多くおりますので、そのご両親はプラス30歳と考えると、これから増々こうした相談も増えていきそうです。このような状況もあり、制度のことをより理解できるよう、研修に参加しました。

 

研修の案内や資料等

研修の案内や資料等

*成年後見制度:認知症高齢者の方、知的障害のある方、精神障害のある方が安心して生活できるように保護し、支援する制度です。法的に権限を与えられた後見人等がご本人に代わって、財産管理や身上監護を行います。

 

後見人にもできることとできないことがあり、例えば「手術への同意」はできません。こうしたことを考えていくと、やはりその方ご本人が何を望むのか、どういうことを大事にしたいのか…といったことを、日々支援している中で考えていかなければならないのだと感じます。これは永遠のテーマということになりますが、今回の研修を通しても考えさせられました。その方がこれまで生きてきた歴史を、ご本人やご家族からしっかりとうかがっておくということも、大切になるのだと思います。

 

もちろん、実際の相談支援においても、成年後見制度にまつわることが出てきた時には、しっかりと説明をし、共に良い形を考えていきたいと思います。