医ケア(医療的ケア)レクチャー

私たちが関わっている方々は障害が重く、誤嚥による肺炎などの病気のリスク、加齢に伴い体の緊張及び硬縮が進むことによって食事接種が困難になることがあります。

必要な栄養や水分を摂取するため、「胃瘻増設術」といって、胃に穴(瘻孔ろうこう)を開けてチューブを入れ、そこから栄養や水分を胃に直接注入(摂取)する方法があります。

現在私たちのグループホームには2名の胃ろうの方がいます。今月、新たに1名の方がこの胃ろうの手術を受けて入院しています。

医師や看護師など医療スタッフではない私たち福祉職のスタッフが、胃ろうのチューブから栄養や水分などを注入する行為に携わるためには、喀痰吸引等研修における「特定の者に対する研修(第3号)」にて知識や技能を修得し、都道府県から「認定特定行為業務従事者認定証」の交付を受ける必要があります。

今回は「特定の者に対する研修(第3号)」を履修したスタッフが集まり、実際にAさんに対する注入を想定して法人内事業所の看護師の指導のもと①滴下注入と②半固形注入、2行為のレクチャーを実施してもらいました。

退院後、安心してグループホームでの地域生活が送れるように、グループホームスタッフ、ヘルパー、通所先のスタッフ、みんな真剣です!

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緊張した手つき、真剣な眼差しで準備しています。

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胃ろうをしっかりとチェックして

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接続部をしっかりと押さえて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良い失敗

キャップ外し忘れ=良い失敗例

訪問の家栄地区グループホーム合同クリスマス会

12月23日(金・祝)の午後、栄区にある法人内グループホームが合同でX‘mas会を催しました。

場所は朋のホール。この時期はホールに見事なX‘masイルミネーションが飾られていて、実は知る人ぞ知るという隠れたX’mas限定のイルミネーションスポットなのです。

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≪大きなツリーのイルミネーション≫

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≪ナイアガラの光がホールを囲んでいます≫

画像は室内灯が付いた状態なので分かりにくいのですが、電気を消すとそれはそれは素敵なイルミネーションが出現します。

当日は、入居メンバー、介助者、ボランティアさん、スタッフ、赤ちゃん(スタッフの子ども)含めて70名ほどの参加があり、多いに盛り上がり、楽しいひと時を過ごしました。

 

総合司会は、昨年に引き続いてグループホームトポスに入居されているKさん。得意のモノマネで場を盛り上げ、会場の雰囲気を暖めてくれました!

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≪司会のタモリ雄さんと助手のスタッフ≫

会の中身としては、X‘masの音楽をバックに、歌を唄ったり、ものまねショー、おしゃれをしてきたメンバーの紹介、そしてメンバーが扮するヒーローによるアクション寸劇など、手作り感がありつつも和やかな時間がゆったりと流れていきました。

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当法人では、磯子区にもグループホームが3つあるのですが、そちらからも一人駆けつけてくれ、即興で歌の披露もして下さいました。

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それから忘れてはいけません。

 

クリスマスにはつきものなのが『クリスマスケーキ』。

みんなで美味しくいただきました。

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≪巨大なケーキ。40人分以上あります≫

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≪ケーキは別腹・・・・・ですよね?≫

そして『サンタクロース』から一人ずつプレゼントをもらいました。

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≪今年は髭なしサンタ!?≫

 

会としては1時間30分程でしたが、クリスマスの雰囲気を味わいつつ、グループホームのみんなで作り上げた素敵な時間だったのではないでしょうか。

明るい雰囲気と、何より多くの笑顔が見られていたのが印象的でした。