障害者グループホーム どりーむはんず

 1998(平成10)年、栄区公田町に『どりーむくでん』として開設した4名が暮らすグループホームです。現在は『どりーむはんず』と名称を替え、栄区本郷台に移って暮らしを続けています。
 どんなに障害が重くても、地域の中で暮らしたいという願いを実現するために、介助体制を整え、その人らしい生活の実現に向けて、日々楽しく暮らしています。

■入居者
男2名、女2名
(重度重複障害者4名)
■年齢
33歳〜46歳
■スタッフ
常勤職員1名、非常勤職員3名
派遣ヘルパー、アルバイト数名
■住宅
木造2階建て(中古住宅改造)
8LDK



入居者の仲の良さが楽しい生活につながる

「どりーむはんず」は、「きゃんばす」に続いて開設された第二弾のグループホームです。平成10年5月に入居を開始しました。
 平成14年の「きゃんばす」の移転に伴って一人が「きゃんばす」に移転し、代わりに「朋」のメンバーが一人、新たに仲間入りしました。現在の入居者は男2名、女2名です。

 夕方4時頃、送迎車で朋やCAN、地域活動ホーム「径」からそれぞれ帰ってきます。帰宅後はみんな広々としたリビングで過ごしています。大好きな音楽を聴いたり、ソファーにどっしりと座り、時おり介助者の膝枕で横になって休んだり、入居者やスタッフに近よってイタズラしようとして楽しんでいる人もいたりとさまざまです。

 夕食は18時。家族団欒の雰囲気です。テレビの音が聞こえないぐらい騒がしいこともあります。夕食後は入浴と寝る準備。一番、ゆったりと時間が流れるひとときです。

 21時にそれぞれの部屋に戻って就寝。部屋の入り口などにはセンサーが取り付けてあり、夜間、用事があって移動したり動いたりすると音が鳴って教えてくれます。うまく用事が言えなくても、すぐに介助者が出向いて行けるようにしています。

 4名はみんな仲良く、夕方、リビングで過ごしている時など、いつの間にか、みんなが集まって一つの円を作っていることがあります。みんな穏やかな表情で、みんなと一緒にいることに安心しているような様子です。この光景に、スタッフ一同はいつもあたたかさを感じます。外出もみんな一緒に出かけることが多く、毎年一回、恒例の「はんず家族旅行」を催しています。


「はんず家族旅行」は、毎年恒例の行事になりました

 また、どりーむはんずは、季節ごとにホーム内でイベントを開いています。春はお花見、夏はハロウィンと花火、秋はお月見、冬はクリスマス会――と四季折々の雰囲気をみんなで楽しく感じ取っています。


ハロウィンは、みんなで大騒ぎ!



 グループホーム「どりーむはんず」では、ひと月に一回位の割合でささやかなイベントを開いています。

 ある年のクリスマス会は夕食前の時間を使って行われました。初めにゲームをして参加者の役割を決めました。サンタ役、トナカイ役、何も無し――などなど。ゲームに勝った順に選べるのですが、やりたい役割が重ならなかったことが印象的でした。これも「はんず」らしさ?

 その後、トナカイ役を引き連れたサンタが登場し、順番にプレゼントを渡していきました。

 受け取った鈴木さんは泣いていました。「嬉しいんですか?」と尋ねると、大きく頷かれていました。荒川さんは、なぜかトナカイからもらっていました。細谷さんは自分から受け取りに来てくれて笑顔でした。近藤さんは、プレゼントを横に「フフン」と笑っていました……。





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