■カラオケが作った出会いとつながり
平成17年度の大きな出来事といえば、「栄シニアクラブ連合会」が主催する福祉大会に当店の店員さんが初めて参加したことが挙げられます。
きっかけは、毎年恒例の研修旅行でした。この旅行では、行政の方が毎年わざわざ有給休暇をとってドライバーを務めてくださっています。1泊2日の旅行の行き先は千葉のマザー牧場。ホテルオークラが経営する瀟洒なリゾートホテルに投宿し、スパにも入ってくつろいだ気分で迎えた夜、みんなでカラオケを楽しんでいるうちに「福祉大会に出演しないか」という話になったのです。
10月末に開かれた大会では、4人の店員さんが全員ステージに上がり、「箱根八里の半次郎」や「青い山脈」といったおなじみの曲を熱唱し、会場中からヤンヤの喝采を受けました。店員さんたちも大満足。翌年の大会にも出演させていただくことが決まり、今から楽しみにしています。
さて、福祉大会に出演したことで得た喜びはそれだけではありません。大会を見に来ていたシニアの方たちが、お客さんとして「さんぽみち」に来てくださるようになったのです。出演前には考えもしなかったことでした。店員さん自身がカラオケによって顧客を開拓したといえるでしょう。立派な営業活動です。
ひとつのきっかけが新たな展開を生み、そこで得た出会いが新たな関係につながっていく……。ショップという形態を通じて一般の方々と接点を持っている「ふれあいショップ・さんぽみち」ならではの可能性を見出せた瞬間でした。