旭区は、横浜市の中でも高齢者や障害者の人口が最も多く、少子高齢化社会といった世の中の動きにも反映されているような、複雑な生活リスクを抱えた人たちの層が多い区でもあります。中でも、ひきこもりや貧困世帯など生きにくさの多様化に伴い、従来の制度や福祉サービスの対象には該当しない、いわゆる狭間に埋もれてしまう人たちの生活課題への支援が今後ますます求められています。

そのため、障害にかかわる事業所が多く点在している旭区の特徴を活かし、自立支援協議会での有機的な連携、及び、地域生活支援拠点の整備を通じて、障害のある人が地域の中で自分らしく暮らし続けられる基幹としての機能向上を目指します。

連 所長 白鳥 基裕